ネットワークエンジニアの年収は?現役エンジニアがリアルな数字と上げ方を解説

「ネットワークエンジニアって、実際いくら稼げるの?」

キャリアを考えるうえで、年収の話は避けて通れないですよね。きれいごとなしに、リアルな数字をお伝えします。

先に結論を言うと、未経験スタートだと300万円台。でもちゃんとステップを踏めば、5〜6年で600万円は現実的に届くラインです。そこから先は専門性次第で、800万円超えも十分あり得ます。

この記事では、現役でネットワークの設計・構築をやっている私が、経験年数別の年収感と、具体的な年収の上げ方について解説します。

経験年数別の年収目安

私の周りのエンジニアや、実際の求人情報をもとにした感覚値です。地域や企業規模によって差はありますが、だいたいこのあたりに落ち着きます。

未経験〜1年目(運用監視・ヘルプデスク):300〜380万円

高くはないですが、ここはあくまで助走期間です。「お金をもらいながらスキルを身につけている」と割り切りましょう。この段階で焦って転職するより、1〜2年しっかり実務を積む方が長い目で見て有利です。

2〜3年目(構築・設定担当):380〜480万円

実際にルーターやスイッチの設定を任されるようになると、このくらいまで上がります。CCNPを取ったタイミングで昇給する人も多く、私の周りではこのあたりで「上を目指すか、今の環境で安定するか」を考え始める人が増えます。

4〜6年目(設計・上流工程):480〜600万円

ネットワーク全体の設計ができるようになると、500万円を超えてきます。ここまで来ると求人市場での需要が高まります。私が転職エージェントと話したときも「設計経験があるだけで紹介できる求人の数が全然違います」と言われました。

7年目以降(PM・スペシャリスト):600〜800万円

プロジェクトマネージャーとしてチームを率いるか、特定分野(セキュリティ、クラウド連携など)のスペシャリストになるかで道が分かれます。どちらを選んでも600万円以上は狙えます。

高度専門職(セキュリティ・クラウドアーキテクト等):800万円〜

ここまで来ると「指名で仕事が来る」レベルです。到達している人は多くはないですが、ネットワーク×セキュリティ、ネットワーク×クラウドを掛け合わせられる人は希少で、年収も跳ね上がります。

じゃあ、どうやって年収を上げるのか

「年収が上がるのは分かった。具体的に何をすればいいの?」という話をします。

一番確実なのは資格を取ること

地道な話ですが、これが一番再現性が高いです。

特にCCNPの効果は大きい。CCNAだけの人とCCNPまで持っている人では、紹介される求人の質が明らかに変わります。年収ベースで50〜100万円くらい違ってくる印象です。

CCNAをまだ持っていない方は、まずそこからです。

最近はAWS認定資格と組み合わせるパターンも有効です。オンプレのネットワークとクラウドの両方を理解しているエンジニアは現場でとても重宝されます。私もAWSの案件に関わるたびに「もっとクラウドを勉強しないとな」と実感しています。

「運用」から「設計」に上がる

ネットワークエンジニアの年収格差は、ほぼ「どの工程を担当しているか」で決まります。

運用監視 → 構築 → 設計、このステップを意識して動くことが大事です。運用しかやっていないと、5年経っても年収はあまり変わりません。「今の仕事に慣れてきたな」と思ったら、構築や設計に関われる案件を上司に相談してみてください。黙っていてもチャンスはなかなか来ません。

転職する

年収を大幅に上げたいなら、転職が一番直接的な方法です。

同じ会社で毎年の昇給を待っていると、年に数千円〜1万円ずつしか上がらないケースがほとんどです。でも転職なら、スキルと経験に見合った年収をいきなり提示してもらえます。

私の知人で、CCNP取得後に転職して年収が120万円上がった人がいます。やっている仕事の内容はほぼ同じなのに、会社が変わっただけで、です。こういうことが普通に起きるのがIT業界の特徴です。

「今すぐ転職」じゃなくても、自分の市場価値を把握しておくだけで気持ちが楽になります。「いつでも動ける」という選択肢を持っていると、今の仕事にも余裕が生まれます。

レバテックキャリア IT・Webエンジニア専門の転職エージェントです。「転職するか分からないけど、自分の年収って適正なの?」くらいの相談でも受け付けています。無料で年収診断や求人紹介が受けられるので、キャリアの現在地を確認するのに活用できます。

セキュリティに振る

年収を一気に上げたいなら、セキュリティ方面へのシフトも有効な選択肢です。

サイバー攻撃のニュースが絶えない時代なので、セキュリティエンジニアの需要は右肩上がりです。ネットワークの基礎知識を持ちつつセキュリティもできる人材は市場で非常に少なく、希少性が高いです。

ネットワーク一本でスペシャリストを目指すより、ネットワーク+αで何かを掛け合わせた方が年収は上がりやすいです。セキュリティでもクラウドでも自動化でも、「2つ目の武器」を持つことを意識してみてください。

未経験スタートでも将来性はある?

あります。

未経験から始めて5年で年収500〜600万円に届くのは、IT業界ではかなり現実的なラインです。ただし、「運用監視で5年間ずっと同じことをやっていた」では届かない数字です。

資格を取る、設計工程に上がる、必要なら転職する。この3つを意識して動けば、年収は着実に上がります。

未経験からネットワークエンジニアを目指す具体的な手順は、こちらの記事にまとめています。

まとめ

ネットワークエンジニアの年収は、未経験300万円台からスタートして、スキルと経験次第で600〜800万円まで伸びます。

年収を上げるコツは「現状に留まらないこと」。資格を取り続け、担当工程を上げ続け、市場価値を意識し続ける。地道ですが、これが最も確実な方法です。

そのスタートラインは、CCNAです。

「自分の年収はまだ上げられるんじゃないか」と思った方は、一度プロに相談してみるのも手です。

レバテックキャリアがおすすめです。

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