CCNAを目指す人がまず気になるのが「何ヶ月かかるの?」という点です。正直なところ、スタート地点によって全然違います。「○ヶ月で合格できます!」と断言できるものではないので、経験者別のリアルな目安を書きます。
ネットワーク未経験の場合:4〜6ヶ月が目安
IPアドレスやサブネットの概念が初耳という人は、まずここから理解する必要があります。「なんで255.255.255.0なの?」という疑問が解決するまでに1〜2ヶ月かかることも普通です。
勉強時間の目安は200〜300時間。1日1〜2時間確保できるなら、4〜6ヶ月で合格ラインに乗せられる人が多いです。ただしサボりがちな時期があると7〜8ヶ月になることもあるので、スケジュールを意識して進めた方がいいです。
IT経験はあるがネットワーク専門外の場合:2〜4ヶ月
サーバーやプログラミングの経験がある人は、TCP/IPの概念やOSI参照モデルの理解が早い傾向にあります。ネットワーク固有の知識(ルーティングプロトコルやVLANなど)に集中できる分、未経験より短い期間で対策できます。
目安は100〜200時間。1日1〜2時間なら2〜4ヶ月です。
現場でネットワークを触っている場合:1〜3ヶ月
実務でCiscoルーターやスイッチを触っている人は、試験知識の習得よりも「試験形式に慣れること」に集中するだけで合格できるケースが多いです。
ただし、実務では使わない分野(例:SDN、REST API、Ansible)が試験に出るので、そこの補強が必要です。目安は50〜100時間。
勉強時間を短縮するための3つのコツ
期間ごとの学習内容はCCNA合格ロードマップで詳しく解説しています。
- 参考書は1冊に絞る:複数の参考書を並行すると消化不良になります。「黒本」か「白本」か、1冊を繰り返し読む方が効率的です
- Packet Tracerを早めに使い始める:手を動かすことで、参考書の知識が定着する速度が上がります。読んでいるだけより確実に身につきます
- 問題演習は「間違えた問題だけ繰り返す」:全問を何周もするより、間違えた問題に絞って繰り返す方が時間効率が良いです
受験料が約4.5万円かかるので、一発合格を目指すのが前提です。「なんとなく受けてみる」ではなく、「合格できる状態になってから申し込む」という順序で進めるのが合理的です。