「契約しているのに速度が出ない」「動画を見ていたら突然切れた」——Wi-Fiのトラブルは、在宅ワークが増えた今、本当にストレスになりますよね。
原因の多くはルーターの設置場所・設定・機器の老朽化のどれかです。順を追って確認していきましょう。
まず確認:なぜWi-Fiは遅くなるのか
Wi-Fiが遅くなる原因は、大きく分けて3つあります。
- 電波が届いていない・弱い:ルーターとデバイスの間に壁や障害物が多い
- 電波の干渉:近隣のWi-Fiや電子レンジなどと同じ周波数帯を使っている
- ルーター自体の問題:古い機種を使い続けているか、設定が最適化されていない
ステップ1:ルーターの置き場所を見直す
まずやるべきはこれです。ルーターの設置場所だけで、体感速度が2倍近く変わることがあります。
理想は「家の中央」かつ「床から1メートル以上の高さ」。棚の奥や押し入れの中、テレビの裏などに隠している場合は、すぐに取り出してください。Wi-Fiの電波は障害物に弱く、特に鉄筋コンクリートの壁や金属製の棚は電波を大幅に遮断します。
ステップ2:5GHzと2.4GHzを正しく使い分ける
最近のルーターは2種類の周波数帯を持っています。どちらに繋ぐかで体感が大きく変わるので、使い分けを意識してみてください。
- 5GHz(おすすめ):通信速度が速く、家電との干渉も少ない。ただし壁などの障害物に弱いため、ルーターの近くで使う
- 2.4GHz:障害物に強く遠くまで届くが、速度は遅め。電子レンジや古いBluetooth機器と干渉しやすい
スマホやPCでYouTubeやZoomを使うなら5GHz一択。ルーターから離れた部屋のスマート家電など、速度より安定性を求める機器は2.4GHzに任せるのがベターです。
ステップ3:ルーターを再起動してみる
意外と効果があるのがルーターの再起動です。ルーターは24時間365日動き続けているため、内部のメモリが少しずつ溢れていきます。
月に1回程度、コンセントを抜いて30秒ほど待ってから再接続するだけで、かなりスッキリすることがあります。「最近なんか遅いな」と感じたら、まずここから試してみてください。
それでも改善しない場合:ルーターの買い替えを検討する
ルーターの寿命は一般的に3〜5年と言われています。5年以上使っている機種であれば、そもそも性能の限界に達している可能性が高いです。
現在の主流はWi-Fi 6(802.11ax)対応のルーターです。複数のデバイスが同時に繋がっても速度が落ちにくく、省エネ性能も向上しています。特に在宅ワークやゲームを頻繁にする場合、買い替えの効果を実感しやすいです。
有線LANが引けるなら、それが一番安定します。ゲームやビデオ会議など、遅延が気になる用途では「有線で繋いでしまう」が最終的な正解です。